文法

学校での英語 vs. 英会話教室

日本の多くの学校では、小学3年生から英語の授業が始まる。若いころに英語を始めると英語の発音がよくなり、英語に対する興味が増える。多人数での英語の授業でもリーディング、ライティング、リスニングの向上はできるけど、会話の勉強は難しい。それで最近英会話教室が流行ってる。でも、学校の英語と英会話教室では何が違うの?

学校での英語

学校の主な目的は試験の準備と大学への入学。試験の結果が大事なので、授業はそれに集中する。多くの試験では最近授業で習ったことが出て、おまけに日本語も使うので、英語のネイティブスピーカーが受けても合格できないこともある。合格するには試験のスキルと暗記が大事。英語での会話が得意な人でも試験が解けないこともある。

英会話教室

英会話教室は学校での英語とは、集中するポイントが全く違う。学校の試験の結果は関係ないけど、英語で会話することが大事。授業の人数が多いと練習ができないので、クラスはマンツーマンまたは最大5人までのグループレッスンが普通。英語の能力試験(英検, TOEIC, TOEFL, IELTSなど) のレッスンがある英会話教室もある。英会話教室でも試験対策ができる。だけど試験の勉強をして、いい点数を取れたということと英語で会話ができることとは違う。

どっちの方がいい?

2つが違いすぎて、比べられない。学校の英語は試験ためで、英会話は会話のため。大学に行きたい子供たちにとっては、学校の英語が大事。英会話は大学の入試対策にあまり焦点を当てていない。でも英語で会話をしたいなら、英会話教室の方がいい。

子供にとってはどっちがいいか?

未来へのとびらをあけたいなら、両方とも大事。学校の英語で文法、単語、リーディング、ライティングを伸ばして、英会話教室では会話を伸ばすことがベスト。

学校での英語 vs. 英会話教室 Read More »

文法って、必要?

英語の教師って、多くの時間を文法の説明に使ってる。簡単に理解できる文法もあるけど、「どうして!?」と言われるような難しい文法もある。でも、目標が会話だったら、文法って必要?単語だけ習って、文章を作れないの?会話で使う表現の方が大事じゃない?文法の説明と何が大事なのかを見てみましょう。

文法って何?

文法は言語の構造。言語を建物に例えたら、文法は建物の柱。文章のどこにどの言葉を入れるとか、単語で説明しなくても文法で説明できる。柱がない建物は、部品の集まりに過ぎなくて、建物としては機能しない。

文法 vs 単語

言語を習っている人には、文法じゃなくて単語だけ習いたいと言う人が多い。よく考えたら、文章は単語集だね。でも、語彙が多くて、文法が少ないと話す能力を制限しちゃう。文法を知らないで過去、現在、未来のことをどうやって話す?物をどうやってくらべる?どうやって話を進める?何か求める?何かを依頼する?

条件法(If + 主語 + 現在形動詞, 主語 + 現在形動詞) を例に見てみよう!この文法を使うには色んな単語が必要。でも、この文法を知っているだけで、色んな話ができる。

Zero conditional grammar

文法を知ってると、単語をどこに入れたらいいかがわかる。それで天気、野球、家族、まあ、なんのトピックでも話すことができる。

会話での文法

会話をするのが目標だと「文法なんていらない」って言うのが簡単。要するに、よく使う表現と応答だけで会話ができるでしょう。こうやって英語を勉強する人もいて、悪くはないと思う。子供たちもこうやって英語を習う。でも子供たちはものすごい量の英語に触れていて、色んな表現を聞いて理解していく。

大人だと英語に接する時間に限界があることが多い。なのでよく使う表現、例えば「I don’t understand」は有用。でもこれを文法から習ったら「主語 + don’t/doesn’t + 動詞」で、もっと言えることが増える。例えば “I don’t ski” “He doesn’t like cheese” “They don’t travel” みたいに表現から勉強するのは、短い海外旅行にはいいかもしれないけど、英語を習うには余計に時間がかかる方法だと思う。

文法でよく間違えて、意味が変わる5つ

数える名刺・数えない名刺

I love dog: 犬肉が大好き → I love dogs: 犬が大好き

ed形容詞、ing形容詞

I am exciting: 私が楽しいです → I am excited: ワクワクしてる

英語の形容詞

Wifi free area: Wifiがない場所 → Free wifi area: Wifi無料

受動態、能動態

I cut my hair: 自分で髪を切った → I got my hair cut: 髪を切ってもらった

aとtheの違い

I ate the sandwich: その(あなたの)サンドを食べた → I ate a sandwich: サンドを食べた

文法は言語にとって大事なことだけど、短い海外旅行には必要じゃないかも知れない。旅行に使えそうな表現だけを習うのもいい。でも、「English speaker」になりたいなら、文法は不可欠。文法なしで英語を習うのは柱がない家を建てることと同じ。建てられないってわけ。

文法って、必要? Read More »

Scroll to Top